僕が「現場」で大事にしている2つのこと
このエントリーは、『DevLOVE Advent Calendar 2013 「現場」』の58日目の記事になります。
※詳細→ http://devlove.doorkeeper.jp/events/7039
先日のtanakaさんからのバトンをつなげます。
まずは、明けましておめでとうございます。
本日から、今年の最初の営業日の方が多いのではないでしょうか?
今年も、謙虚な気持ちを忘れず精進して行きたいと思う次第です。
自己紹介
- 名前
- mfks17という名前でやってます。
- どんな職種か
- 現在は、モバイルコンテンツ制作会社で雑用全般をしてます。特に、何かを新規に立ち上げたりとか他部署間の折衝したりとかチーム内ミーティングでのファシリテーションをやる機会が多いです。
自分にとっての現場
僕はサラリーマンなので「現場」というと、会社という組織を通じて【ユーザの皆様に価値を届ける為に活動するところ】かなと思ってます。
なので、その場所が自分のデスクなのか会議室なのかというのは特に意識してないつもりです。BtoCで自社サービスがメインなのでこういった考え方になるのかなとも思います。
僕と現場の関わり方
僕は魔法使いでもスーパーマネジャーでもないで、ホームランを打つようなタイプの人間ではないのですが、心掛けていることが2つあります。ここではその事をお話しできればと思っています。その2つとは、
- 物事を健全な方に倒す
- 自らの環境を自慢できるものにする
というものです。
物事を健全な方に倒す
これは、説明するよりもこちらのスライドがすばらしいです。
具体的にはこのあたり
日々の忙しい中で、色々決断を迫られる機会は多いと思います。というか、毎日が決断の連続ですね。
そんな中で、判断基準がぼやけない様に肝に銘じてます。普段から声にしていたんではないかと思います。また、その選択肢を選んだとして、タスクの量が多くなってしまったり、面倒くさい場合があります。頭では、分かっていてもそういう選択は人間したくはないものです。しかし、それをしてしまうと本来の自分が掲げた「現場」が崩壊してしまいますし、長い目で見て負債として自分やサービスにのしかかってきます。人間は目先の誘惑に弱い生き物なので、いつも選択をせまられた時にはこれを基準にしています。
自らの環境を自慢できるものに努力する
これは、自分がいまの会社に入社したときに偉い人がいっていたことで、最初聞いたときは特に何も思うところはなかったのですが、ちょっと前からじわじわボディーブローのように聞いてきています。自分が自慢したいということになれば、優秀な人が入社してくれるキッカケになったりもするのかなと最近思ったりもしてます。
こんな事を受けて僕が「現場」でいろいろやったので振り返りがてら書いてみます。
- 読書会
- 社内ブログ作成
- ライトニングトーク会
- 社内勉強会
これらが、僕が現場で実際にやってみたものです。色々手を出してしまって自然消滅した勉強会とかありますが、Blogなんかは技術を共有すること自体を目標としてくれる人もいてくれたりしたので、良かった事にします。その中でも、毎週2回開催した読書会について書きたいと想います。
はじめに、なぜ読書会をはじめたかを考えてみると、それはやりたかったからです。答えになっていないですね(~_~;)
たぶん技術者なので、技術についてわいわいやりたかったんだと思います。業務への還元はできればいいなくらいで思っていて、完全に自分の欲求を満たす為だっと思います。
去年の3月から10ヶ月つづけて見た個人的な感想としては
Keep
- 参加者で技術について討論するのはとても勉強になる
- 他部署の人とも「技術」というものでコミュニケーションとれる
- ちりも積もれば山となるを実践できた(1冊読了できた)
Problem
- 新規で参加するには難しい環境だったのかもしれない
- 書籍は、会社で1冊確保したものの結局自腹(参加している方は進んで買っていたけど)
最後に
最後になりましたが、2013年1番のパラダイムシフトで締めたいと思います。
それは、伊藤 宏幸(The Hiro)さんのある勉強会での言葉でした。
「カイゼン」というものは、次の3つのどれかを満たすもの。
- 売り上げがあがること
- 工数が減ること
- 従業員満足度が上がること
これを聞いたとき、いろんなものが開けた気がします。
ありがとうございました。
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あした1/7の担当は、その伊藤 宏幸(The Hiro)さんです。
2回目の登場ですね。1回目の記事も素晴らしかったですね。DevLove現場甲子園でも、すばらしい発表内容で持ち帰るものが多かったです。
僕がバトンを繋げられる事を幸せに思います。