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JUnitではじめるユニットテスト入門 -環境構築編-

JUnit実践入門 ~体系的に学ぶユニットテストの技法 (WEB+DB PRESS plus)

JUnit実践入門 ~体系的に学ぶユニットテストの技法 (WEB+DB PRESS plus)

今回は、JUnitユニットテストを行える環境を構築していきます。

JUnitとは


JUnitとは、言わずとしれた、Javaプログラマ指向のテストフレームワーク

環境


ここからeclipseをダウンロードしてきます。

JUnitは、Eclipse IDE for Java EE Developers に標準で入っているため、インストールをすることなく使用可能です。

私の環境だと、64bitなので該当のものをダウンロードしてきます。
あとは、いつも通りに回答してApplicationディレクトリにディレクトリごとD&Dすれば完了です。
また、Quick JUnitというpluginがあるので、そちらもインストールします。
こちらの記事によると、eclipseの3.5から「eclipse Marketplace」からインストールできるらしいです。
eclipse Marketplaceへは、eclipseのHelpからいけます。

検索窓に「Quick JUnit」と打ち込みます。

Quick JUnitのinstallボタンを押します。

「次に」ボタンをクリックします。

ライセンスに同意して「完了」ボタンを押します。

インストール中。インストール完了後は、eclipseの再起動をもとめられます。

これで、一通りの準備は完了です。
では最後に、Quick JUnitの動作を確認してみましょう。

動作確認


まずは、eclipseを立ち上げます。
「File」->「New」「Java Project」を選択します。

今回は、junit-sampleというプロジェクトを作成しました。

次にテストクラス(テストスイートを記述するクラス)を格納するフォルダを作成します。

PackageExplorerプロジェクト名のところを右クリックして、「ビルドパス」->「新しいフォルダの追加」を選択。

今回は、「src」に対して「test」という名前をつけます。

こんな感じになります。
続いてテスト対象クラスを作っていきます。
「File」->「New」->「Class」を選択する。

今回は、BMIを計算するBodyMassIndexCalculatorクラスをつくります。
その他の設定は、変更せず、Finishを押します。

そうすると、このような階層構造でクラスが生成されます。
では、QuickJUnitを使ってテストクラスを作成してみましょう。
エディタ上のテスト対象クラスのクラス名のところに、キャレット(I字のカーソル)が来るようにして、Ctrl+9を押します。

すると、以下のようにテストペアがないけどつくる?みたいに聞かれるので、Yesをクリックします。

New JUnit Test Caseというダイアログが開くので、そこでテストクラスを作成していきます。
Source folderには、先ほど作成したtestを指定します。
テストクラスの名前はテスト対象クラスの名前の最後にTestをつけたものにします。
そして、Finishをクリックします。

JUnitのテストクラスをはじめて作成する場合は、JUnitのパスを通すか聞かれるのでOKをクリックします。

すると、以下のようにテストクラスが作成されます。
テストクラスのエディタ上にキャレットがある状態でCtrl+9を押すとテスト対象クラスにジャンプできます。

では、テストクラスのtestメソッドにキャレットがある状態でCtrl+0を押してみましょう。
JUnitが走り出します。
これで、実行したいテストケースのみ、コマンド一発で実行出来る環境ができました。

最後までお読みいただきありがとうございました。


参考サイト様


  • Eclipse JUnitプラグインの使い方 (JUnit 4) 編

  • 単体テストを“神速”化するQuick JUnitとMockito